(青山繁晴氏の解説、書き起こし)ニュースに入る前に申し訳ないけど、もう一つどうしても言いにくいのがメディアはその民進党の「左巻き」、はっきり言うと「左翼」の、もう1回言いますね、「左翼」の、これ国際社会から見ても完璧に「左翼」ですね。いわばその国の、別に日本に限らず、その国の伝統とかを否定し、それで未だにマルクス・レーニン主義の幻影にしがみつくってか引きずってるて言うのかね。だから客観的に言って左翼の方々、これを今日本のメディアはもう日にち毎日「リベラル」って言ってるわけですね。全然「リベラル」じゃないですよ。産経新聞まで今朝の朝刊でも「リベラル」「リベラル」って書いてましたが。僕は前からいろんな本にも書きましたし、ずっと主張してますけど「リベラル」っていうのはもともといわばカタカナっていうかね、英語とか本来はフランス語だったりするわけですけど、フランス革命から始まって、国民や家族や愛する人を守るためには自ら銃を取って戦う。でイコール弱者を忘れないというのをリベラルって言うのであって、従ってアメリカの「リベラル」って言うのは民主党ですけれども民主党が基本的には戦争を行なってきたんです。ベトナム戦争も民主党、終わらしたのが共和党のニクソン大統領。まあ湾岸戦争以降は事情が違うけれどもしかし伝統的に保守と言われる共和党はどっちかと言うと内側に閉じこもってリベラルの民主党の方は外に向かって報われないあるいはロック化?された人々を救うと。その救うってのは鐘や太鼓を鳴らして救うんじゃなくて、それから安全保障の法律は作っちゃいけない、それ作ったら戦争法だって言うんじゃなくて、むしろ武力を用いてでも人の命や人権を不当に侵すものに対しては戦うって言うのがリベラリズムであって全く敗戦の日本で言ってるリベラルとは似ても似つかないのですよ。
【DHC】10/2(月) 青山繁晴・居島一平【虎ノ門ニュース】(午前9時4分頃からの青山繁晴氏の解説)(リンクのYouTube ビデオは2週間後に削除されます)

『民衆を導く自由の女神』は、ウジェーヌ・ドラクロワによって描かれた絵画。1830年に起きたフランス7月革命を主題としている。(ウィキペディア)