(井上さんがミサイルの迎撃強化の重要性をうったえた後で)藤井:ミサイル・ディフェンスは大事なの。(でも)ものすごいお金がかかるの。100発100中じゃないの。だからやっぱり相手の国をやっつける報復力。これをつねに持っていかないと。アメリカは両方あるわけですよ(ミサイル・ディフェンス力と報復力の両方)。それでもって ballistic missile defense (弾道ミサイル防御)もやる。我々は技術的に敵の国よりも2歩も3歩も技術的に先をいってなきゃいけない。そりょもう、ロシアも含めてね。同時に今すぐにね、やられたらやり返すという力を持ってないと、僕は日本はダメだと思うんで、それは例えば北村淳さんていう評論家の方がいってますけれども、取りあえずさ、1000発さ、クルーズミサイル、アメリカから買おうよ。トマホーク! これはね、1機ね、ミサイルは1機で数えるんだけど、1機1億円なんですよ。そんなに高くないんですよ。そうすればこれ、核弾頭じゃなくて通常弾頭でもね、日本中に1,000発あれば全部つぶされること、絶対にないから万が一、向こうが打ってきたら、即 日本は報復できるよと。そうしたらとりあえず我々は安心できんじゃないの。長期的なことは我々は考えなきゃいけないがね。1,000発1,000億円ですよ。防衛予算としては、そんなに大きな値段じゃないです。今の枠組みをつぶしてね、前向きに考えないといけないという事です!
[引用] 虎ノ門ニュース【DHC】2017/8/2(水) 藤井厳喜、1時間34分頃の解説より

ミサイルで核抑止