(上念司氏の解説、書き起こし) AIっていうとみんなね、2001年宇宙の旅のね、ハル 2000 でしたっけ、あれのイメージで万能な AIってのをイメージするじゃないですか、何でもできる、でも現状AIはいわゆる「専用 AI」って言ってこれは対話しかできないんですよ。だから買い物してこいって言っても買い物はできないんですよね。オセロとか全くできないんです、これは。オセロも将棋もできない。喋るだけのAIなんですね、(一平:アルファ碁みたいな感じでは全然なく) そうそう、アルファ碁は碁しかできないんで。オセロやらしたら楽勝ですよ。勝てます。将棋っていったら将棋しかしないんです。そういうね、特化したAIと何でもできる汎用AIてのは違うんです。汎用AIはね今ないんです。(一平:あーまだ現時点ではね。) 汎用AIができるっていうのはいわゆるシンギュラリティって言われていて、まあ特異点っていうんですけど、専用AIの開発がものすごい発達してね、結構なところまで行って、あらゆることができるAIが生まれると。シンギュラリティが来るって言われて言われてるんですけど、本当に来るかどうかはわかんないです。
[引用] 虎ノ門ニュース【DHC】2017/8/4(水) 上念司、1時間7分25秒からの解説より

ハルのような汎用 AI はできるか?