(上念司氏の解説、書き起こし) 郵政民営化はやらざるを得ないんですよ。なんでかっていうと郵政省がやってたっていうのは普通の民間銀行より高い金利で扱って、それを「財政投融資」っていう国の事業で運営してたんですけど、国の事業がそんなに高利回りで返せないんですよ。なのでどっかのタイミングで金利を民間よりも、ものすごい下げて、でも国債しか買わない。そういう銀行になるか、もしくは本当のただの民間銀行になるかどっちか選ぶしかなかったんです。郵政自体は、だから、あのままでは実は営業は続けられなかったので、だからなかなかそこはアメリカの圧力だけっていうのは厳しいかなと思うんですけどね。(ミキティ:なかったわけじゃないんでしょ?) まあ一応だから年次改革要望書とか色々いうんですけど、つっても僕はあんまりそれはどうかなと思います。まあ元々日本の事情でやらざるを得なかったところがあるので、そっちがメインかなと思います。
[引用] 虎ノ門ニュース【DHC】2017/8/4(水) 上念司、45分44秒からの解説より