上念司

日本が金融引き締めを2006年に急激にやって大失敗したので米国はそこから学んでゆっくりやっているのではないか

投稿日:2017年8月23日 更新日:

(上念司氏の解説、書き起こし) 逆にいうとアメリカが経済政策失敗しちゃうとまずいんですよ。(ミキティ:世界的に) 世界的にというかね、日本がまずいです。どういうことが起こるかというとアメリカがこれから金融引き締めに走りますけど、それがあまりにも急すぎて失敗しちゃうとどうなるかっていうと、一回金融引き締め失敗した時は金融緩和するんですよ。あの QE1 ( 量的緩和政策 2008 年~)、QE2 ( 2010 年~)、QE3 ( 2012年~ ) ときましたけど、もし失敗すると QE4 をやらざるを得なくなるんです。QE4 をやるとどうなるかっていうとね、2010 年ぐらいの世界経済を思い出して欲しいんです。原油価格が 100 ドルぐらいになって中東諸国とかに金ジャンジャン入ってそれがテロリスロの資金になったりとか、ロシアが国家破産を免れて結構金持ちになっちゃって悪さしたりとか、で資源価格が上がると商品価格が上がるでしょ、商品価格上がるとほらチャイナ鉄鋼とか作りまくってるんで鉄鋼関係とか上がるんでチャイナが生き吹き返しちゃったりとか、いろんな問題があるんですよ。アメリカ色々な色々むかつくんですけど、でもねちゃんとやってもらわなきゃ困るんですよ。

 なんで今回の金融引き締めも日本の金融引き締めは一回失敗してるんで、2006 年の金融引き締めね、これ福井さんがやって白川さんが現場の指揮官やってたんですけど、これ大失敗したんですよ。半年間で32兆円を一気に縮小して、バカですよね、そんなことやったら ”急ブレーキ” かけたんですよ。そしたら事故っちゃったと。(それ)でアメリカは日本のその急ブレーキで事故ったことをよく見て研究してるので、おそらくもうポンピングブレーキで触るか触んないかのとこぐらいから上手にやるんじゃないかと。でこのペースが遅いと結果的には2年ぐらいかけないと引き締めの効果ってのは現れないんじゃいかっていう風にね、これ安達誠司さんて人が実は言ってるんですけど、僕が最も信頼したエコノミストですけどね。2年ぐらい後にしかでなんじゃないかと、そうするとじゃあ「2年間 円高モード!」みたいな話になっちゃうんですよ。そーすりゃ今度日本どうするかっていうと、これもう自分の身は自分で守るしかない。経済においてもね。そうすると何が必要かっていうと、もう一段の金融緩和もしくは財政を連動したもう本当に統合政府としての大規模金融緩和、これが必要なんじゃないかなと。安倍改造内閣ができて大型補正予算打つと思うんです。(それ)で今10兆円てアドバルーン上がってんですけどこれが財務省に5兆円に削られたらもうアウトですよ。10兆円で行かなきゃいけないし、それから日銀は新たな枠組みを示す必要があると思うんですよね。

[引用] 虎ノ門ニュース【DHC】2017/8/4(水) 上念司、1時間32分7秒からの解説より



米国は金融引き締めへ

-上念司
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